カッピングって痛いの?副作用はあるの?危険性について
2018/12/13
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カッピングとは、体にカップを吸着させる治療方法です。見た目のインパクトがあることと、よく見るとカップの内側の皮膚が赤くなっていたりするので、痛いのかな?と思ってしまいますね。
恐怖や危険性を感じると、カッピングの効果だけでなく副作用も気になるところ。あんまりリスクがあることは、誰だってやりたくないものです。そこで、カッピングの痛さや副作用などに関する危険性についてまとめました。
カッピングの痛さはどのくらい?
カッピングは、カップと皮膚を吸着させてカップ内を真空状態にすることで、引っ張られた皮膚の影響で血流をよくするものです。
皮膚が吸い上げられるような感じになるので、引っ張られるような痛さは多少あります。
痛さは人によって違いますが、実際に体験した人の声としてはこんな感じ。
ヤバイ、元鈴木さんが書いてた白鳥エステ行ってみたんだけど…
— ※noi※ (@mixlmin) 2018年4月29日
リーズナブルなのにめちゃくちゃ良かった(;ω;)
今かなり体楽\(^ω^)/気になったカッピングは痛気持ちよかった笑
痛気持ちいい~というのは、東洋系施術や整体などの療法においてよく聞かれる感想ですよね。痛いけど病みつきになる・・・という感じなので、痛いとは別物かもしれません。
夏の疲れを取るぞ!と、カッピングに挑戦してみた。痛すぎて途中で「もう取ってください?」と何度も言いかけた??やってから3日たつけどまだ背中真っ青で、来週ナイトプール行くのにどうしよう??ちなみに効果はまだ感じていません?毒がありすぎて出切らなかったからあと2回やれと言われた?
— 坂口備忘録 (@___mottomotto) 2018年8月23日
痛みの耐性がどれだけあるかということだけでなく、身体の状態によってはとても痛いこともあるようです。
久々白鳥エステ&初北千住店で、ラベンダー90分+置きカッピング受けてきました!担当の森田さん(@HS_moritama)には施術もカッピングも痛さ調節にすごく気を遣っていただいて、手がもちもちでとても気持ちのいい施術でした(*???*)? 機材運搬とデスクワークで凝りに凝った上半身が楽になりました?!
— 智 (@tomo10m) 2018年5月20日
カッピングを施術してくれる人が必ずいるのですから、心配であれば、事前に痛みに弱いことを伝えておくとか、痛かったら途中でカップを取ってもらえばよいですね。
本日アキバ浅草橋店勤務の御坂@HS_misaka さんのアロマアドバンス&フェイシャルカッピング&置きカッピングを受けてきました!「強めの施術でお願いします!」と余裕こいてたらマジ泣き見る痛さ…しかしその甲斐あって私の万年ガッチガチの背中が近年稀に見る軽さです…!
— 百福@お休み中 (@HS_momofuku) 2017年12月18日
カッピング施術中の痛いのを我慢するか?肩などの慢性的な痛いのをなくすように挑戦してみるのか?ずーっと痛いのはつらいですが、施術の痛さはその時だけです。
カッピングの危険性について
カッピングは血流に働きかけることなので、食後は血液が消化活動のために胃に集中するため施術ができないほどです。
体にカップをつけているだけなので、マッサージなどのような動きがなく、何も変化がないようにみえますが、体の中の血流には大きな影響を与えているのです。
当然、血行を良くするという効果が期待できますが、その裏返しとして、血流に変化を及ぼすことでおきる危険性と隣り合わせともいえます。
例えば、消化に必要な血液が胃に行かずに、体の別のところへ流れてしまったら、消化不良をおこしてお腹が痛くなることは考えられます。
また、血流改善によって脳に行く血液が減少すると眠気が襲ってきたりすることもあります。
血流が悪い状態の人の血流がよくなると、慣れるまでの好転反応として、しばらくだるさが続いたりということもありえます。
それから、カッピングによって吸い上げる力が強すぎると、皮膚が強く引っ張られ過ぎて、あざのようになる場合があります。あざのような跡は一時的なことなので、ほおっておけば元の肌の色に戻りますが、人によっては、数日程度残る事もあるので注意が必要です。
いずれにしましても、カッピングは大きな危険性がある施術ではありません。
ただし、血流に働きかけているという仕組みはよう理解しておき、施術時間や方法などに気をつけるとよりよい効果が期待できるでしょう。
カッピングで死亡する危険性
カッピングの危険性について、衝撃的な事例を見つけたので、ご紹介します。
ニュースで17歳の少年がガールフレンドにつけられたキスマークが原因で脳梗塞を起こして亡くなったというニュースを見ました。
皮膚を強く吸引してキスマークを付けた際に、その部分の皮膚の血管の内部に何らかの傷が付き、動脈に血栓を生じ、その血栓が血流にのって脳の血管を詰まらせた
このニュースを見て、私は昨日から吸い玉(カッピング)を始めたので、吹玉はどうなんだろう?と急に心配になりました。
「吸い玉(カッピング)の危険性について」yahoo!知恵袋
カッピングによって死に至る脳梗塞になってしまったとしたら怖いですが、実際に起こりえるとしてもかなりレアなケースです。
死亡する危険性があるからといってキスをしないという人もいないですよね。
ただし、カップを吸着するという行為は、血管を傷つけることはありえるということは覚えておきましょう。
このことから考えると、施術が下手な人にやってもらうのはちょっと心配かもしれません。不安な人は、自分で行う家庭用のカッピングではなく、施術院やエステなどでやってもらうほうがよいでしょう。
カッピングの副作用まとめ
カッピングに期待できる効果は血流をよくすることによって、肩こりなどの解消や疲労回復があげられますが、どんなことにも副作用はあるものです。
そこで、カッピングの副作用と言われているものを、軽微なものから気を付けたほうがよさそうなことまで、徹底的に調べてみました。一覧にまとめるとこんな感じです。
- カップをつけていたところに跡が残る
- 眠くなる
- だるくなる(倦怠感)
- やりすぎると刺激によってカップを吸着したところに毛が生えやすくなる可能性がある
- 施術後は長風呂に入ることは体の負担がかかるので避ける方がよい
- 施術後すぐに激しい運動はできない
- 施術後すぐの飲酒は控えたほうが良い
- カッピング方法が悪いと、皮膚や筋肉にダメージを与えてしまうことがある
- 皮膚などに痛みを感じることがある
- めまいやふらつきを起こすことがある
副作用として一番注意すべきことは、施術後すぐに血の巡りがよくなることによる影響です。
代表的なものとして、長風呂・はげしい運動・飲酒を上げましたが、体がポカポカするからといって調子に乗って薄着でいて風邪を引くなどもないように気をつけましょう。
また、副作用とは少し違いますが、注意すべきこととして、妊娠中の女性がカッピングを受けることはできません。理由は、母体に悪影響を及ぼす可能性があるだけでなく、胎児の生育に悪影響を及ぼす危険性もあるからです。
妊娠初期は、自分が妊娠していることに気づかない妊婦さんもいますので、カッピングをする際には注意しましょう。
女性の生理中については、激しい腹痛があるなど体調が悪くなければ施術を受けることはできます。
日本全国で、カッピングが受けられるおすすめの治療院・エステ・リラクゼーション施設などを以下にご紹介します。
安く受けられるところもあるので、興味がある人はぜひ試してみてくださいね。
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